国分瓦窯跡は大宰府政庁や筑前国分寺、観世音寺(かんぜおんじ)の瓦を作ったのではないかと考えられている地下式の登窯(のぼりがま)の史跡です。

寺院などの屋根の瓦は大量に必要だったため、寺院の近くに窯は築かれているケースが多く国分瓦窯も近くに国分寺・国分尼寺・観世音寺・大宰府政庁・と瓦屋根を要する建物が多くあったので窯が必要とされたと考えらています。

緩やかな坂を上り、静かな住宅街を進むと草原とその奥に溜め池が見えてきます。
窯跡は溜め池に水没しており、なおかつ看板の足元に位置しているため見ることは出来ませんが、静かさもあってか、近くの国分寺跡や講堂跡に残る瓦が造られた場所だと思うと感慨深い思いに浸れます。

国分瓦窯跡では9基の窯跡が発見され調査後埋め戻されてています。
これは、近くの溜池の水の浸入を防ぎ少しでも保存状態をよくするためでしたが、今ではその入り口も溜池に水没してしまい現在入口を見ることはできません。

よって国分瓦窯跡を示すものは石碑と看板のみになっています。

窯跡とされている場所は公園のようにも見えますが公園ではありません。
草原に入ることができますが安全のため溜め池との間にフェンスが張られています。
虫が生息しており草も伸びている時期があるようなので虫よけ対策をしておくといいでしょう。

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西鉄都府楼前駅より徒歩20分。
コミュニティバス「まほろば号」を利用した場合
「文化ふれあい館」下車。
「文化ふれあい館」の駐車場も駐車可能。

”福岡県太宰府市国分4丁目17−21”